自分はクライミング以外にもスポーツレッスンを受けてますが、講師によっては、定型的な反復練習ばかりで、なんのために練習しているのか?解らないまま時が過ぎて飽きてしまう事もありますが、田中コーチは理論から始まり練習方法も理に適うもので、多種多様、飽きが来ないメニューでモチベーションが下がる事は一切ありませんでした。
最近、クライミングする機会が作れずにいますが、基礎をしっかり勉強させてもらったおかげで、フィジカルは下がっても登れるグレードはさほど下がらないで維持できいます。
基礎練習やアップ、オブザベやレスト、RPへの戦略など、技術よりメンタル面で大変勉強になりました。技術面は講習時間内では足らず「次回までの宿題」として課されるため、日々の練習も考えながら行うようになり、中身の濃い3ヵ月となりました。結果としてRPは5.11c⇒5.12cへ、11cはOSできるようになっていました。クライミングでは「メンタル(思い込み?)」と「頭(考えること)」が重要だと教えていただきました。
その後のクライミングに欠かせない「RPへの田中戦略」は多々ありますが、一つだけ紹介します。「田中さん、このホールド僕には持てません!」「そのホールドは持てないから持っちゃダメ!持ったつもりで通り過ぎて!」・・以後この「持ったつもり作戦」は随所で役立っています。
インドアのリード講習を受講しました。他の方のレビューにもあるように、田中さんは一人一人の特徴を掴むのが早く、それに沿ったトレーニングを提案してくれます。理論もそうですが、洞察が深く、何を考えながら登っていたか、何を考えてなかったか全て見破られてしまいますので、一本の集中力は上がったと思います。
あとは、田中スクールには楽しい仲間が集まります。スクールが終了してもそこで培った関係がずっと続いているのは、私にとっては上達以上の財産になっています。仲間で参加しても、1人でも、きっと楽しい経験になると思います。。
リードクライミングの経験年数もそこそことなってきた5年ほどまえから、伸び悩みを感じるタイミングで都度(都合3回)受講しています。
1度目は、がむしゃらに登っていた所で、足おき、呼吸、オブザベなど、基本的アプローチを吸収できて目から鱗だった記憶があります。
今もこの基本は忘れないようにしています。
2度目は、登っていてもモチベーションが上がらず、背中をおしてもらいたく参加。
身体や気持ちがギリギリのところから、どれだけ手数をのばすかというトレーニングアドバイスをもらい、自分の状態とクライミングとの向き合いかたを考えるベースになっています。
3度目は、今どき課題の核心突破力の無さに悩み受講。
リード講習なのに、ボルダを中心にトレーニングするといいというアドバイスをもらい、苦手なボルダーにきちんと向き合うことができ、突破力を磨き中です。
伸び悩みしている人には、おすすめです。
私たちの登りや会話から状態、強み・弱点を読み取って、どういったアプローチをすればいいか、的確にアドバイスしてもらえると思います。
時に耳が痛いところもあるかもしれませんが、ひとまず聞いてやってみてもいいかなと思います。
スクール形式だと、伸び盛りの若者から刺激も貰えますんで、いいかもしれないです。
今後ドラッドにもトライしたいので、外岩講習受けてみたいと思っています。
また耳が痛い思いをしそうだけど(笑)
人によって目的は様々ですが、私の場合、怪我からの復帰での伸び悩み、及び気がつけば10kg増量していたウェイトをどうにかすべく、定員ギリギリ滑り込みで入ったロックランズでの田中スクールは2015年のことでした。それまでの最高グレードは外岩で5.11c、ジムで5.11d。
ところが田中スクールに入った当初は5.10dが登れない程に体力が落ちていました。
OSやRPグレードの更新、コンペで勝つための戦略といった高みを目指す他のメンバーを横目に、私はひたすら落ちた体力を取り戻す地味なトレーニングを続けていたのですが、田中さんはちゃんと見ていて、スクールのインターバル1週間の間にも声掛けをして下さり、細かいヒントや指示をくれます。
サボるとすぐバレますw。
3ヶ月のスクールが終わった頃、だいぶ体力も戻り、地味なトレーニングからトライをする登りにスイッチすると、初めての5.12a RPというご褒美が!
それからは5.12a、5.12bと自己グレードは更新され、それまで以上にクライミングを楽しむことができるようになりました。ウェイトも半年後には10kg落ちていましたw。
マニュアルがあってそれに沿って進めていくわけでもなく、全て指示された通りに動くわけでもなく、どちらかというとかなり自由です。
それは自分で考えさせられるからです。
基本的な、足置き、呼吸、レストやオブザベといったことは、その意味・目的や手法を学びますが、そこから先は自分で考え動く。だからスクールのメンバー全てが画一的でなく個々のトレーニングをしていました。
きちんと個人を見てくれる方です。
その時その人に必要なトレーニングを、その人が望む目的に向けて一緒に考え導いてくれる方です。
壁にぶつかったり、行き詰まった人がいるなら、一度講習を受けてみることをお勧めします。
ちょっと違う角度から自分が見えてくると思います。
グループでの講習会を2クール受講後、プライベートレッスンを受けています。
グループレッスンでは、足置き、呼吸、レスト、ビレイといったクライミングの基礎をしっかりと教えていただけたことで、自分に欠けていることがなんだか理解できました。また、田中さんは、ムーブの解析がとても上手くて、生徒の技術や身体的な特徴に応じた適切なムーブのアドバイスをしてくれると思います。
わたしは右腕と肩が動かないという身体障害があり(パラ・クライミングの選手としてコンペに出ています)、通常のクライマーよりも、できないムーブが多いのですが、わたしの身体でもできるムーブを助言していただけることで、ジムでも外岩でも成果をあげることができています。
(40代 女性 ジム OS10d→11.c RP11c→12a 外ボルダー RP3級→1級)
以前より、田中スクールを受けると1グレードは上がると言われていましたが、別に自分でもできるだろうと思っていたので、やりませんでした。たまたま、備中に一緒に登りに行った仲間が、田中スクールを受けるという事で、冷やかし半分受講してみました。その時のグレードは、ジムでは、5.11cぐらいで、たまに、優しめの5.11dが登れるぐらいですが、外岩は、5.12bが最高で、5.12aは、6〜7本ぐらいはRPしていました。目標としては、1dayで、5.12a持ち帰りです。
講習内容としては、脚置き、呼吸、オブザベ、レスト、RPの組み立て、etc
私自身、為になったのは、呼吸の仕方や、レストする体制、あと、講習では、しませんでしたが、ポジショニング。田中さんは、講習内容以外にも、個人の弱いところを指摘してくれますので、たすかります。講習中に、ジムで5.11d 5.12aをRPすることができました。ほんの、チョットしたことを気づかせてくれることで、登れるようになるもんです。
5.10台の人は、特に受けると、自分でやるより、伸びが良いとおもいます。クライミングの講習は、よくありますが、通常は、こうしなさい、ああしなさいと一方通行ですが、田中さんは、個人に考えさせることもさせますので、講習後は、自分で、練習とう組み立ててすることができます。
ただ、これだけは、言っておきますが、スクールに入れば自然とグレードが、上がるわけではありますん。一番は、自分の努力です。私は、自分の努力が、90パーセントで、スクールは10パーセントだとおもってます。ほんのチョットしたことで、RPができたり、できなかったりするので、壁にぶちあたったり、伸び悩んでいたりしたら、一度講習をうけてみるのも、良いかとおもいます。